自己紹介
皆さん、初めまして。パン好きライターとして、パンスクがお届けするWEBメディア「パンポルタ」で記事を執筆しているコダマです。「パンスク」のWEBメディアで記事を書いているにもかかわらず、パンスク定期便を試したことがないのはおかしな話だなと思い、今回初めてパンスク定期便を自分自身で体験させていただきました。
▶︎ 全国のベーカリーからおいしいパンが届く「パンスク定期便」
我が家のプロフィールをちょっとだけ紹介しておくと、ともに30代の妻と僕、小学生の兄弟の4人家族。僕はもともと食に深い興味があったわけじゃないんですが、現在も自宅でお菓子屋さんを営んでいる妻の影響で、今ではすっかり「食べる」ことが大好きになりました。
子育てで忙しい僕たち夫婦にとって、数少ない日々の彩りになっているのが「近所のパン屋さんめぐり」。こどもたちを学校に送り出した後に、ふたりでお気に入りのパン屋さんで“朝ごパン会”を楽しむ。「やっぱりここのパンはおいしいね」「今度はちょっと足を延ばして違うお店に行ってみようか」、そんな会話をしながら楽しむ時間は、僕たちにとってけっこう大切な癒しになっています。
ということで、今回パンスク定期便を体験できるのは夫婦にとってとても楽しみなことでした。
パンスク定期便が届いたぞ!
パンスク定期便に登録して2週間。「パンスク届いたよ」と妻から報告。「まだ開けないで!」と僕。開封会(なんだそれ)をしたかったんです。
翌朝、いよいよパンスクから届いたパンたちとご対面!
入っていたのは「バッケンハイム ボルガ」という佐賀にあるパン屋さんのパンたち。数は、8個でした。箱の中にはパン屋さんの紹介カードも入っていて、そこにはオーナーシェフの想いが!なぜパン屋さんになったのか、シェフのストーリーも書いてあってとても感動したので、写真で紹介しようと思ったんですが、せっかくならパンスク定期便で出会ってもらいたいと思ったのでやめておきます。
▶︎ 全国のベーカリーからおいしいパンが届く「パンスク定期便」
パンはすべて個包装されていて、原材料などの情報もしっかりと記載されていました。アレルギーがある人なんかは安心できるポイントですね。
それと妻が感心していたのが、食べ方の紹介カード。冷凍パンのおいしい食べ方が載っているんですが、これが実に丁寧でわかりやすい!「自然解凍+トースター」のパターン、「電子レンジ+トースター」のパターンがきちんと紹介されていて、さらにパンの種類によって最適なリベイク方法が紹介されていました。
冷凍パンは、リベイク方法によってけっこう味が左右されますよね。失敗してもマイナスにはならないかもしれないけど、正しくリベイクすると絶対に味のプラスになるはずです。だからこそ、おいしい食べ方が載っていたのは、すごくありがたいなと思いました。
家族みんなで食べてみた!
おいしい食べ方をもとにリベイクしてる最中に、こどもたちを「パンが焼けたよ」と招集。第一弾をお皿に乗せると、長男が「これがいい!」と早速のご指定。選んだのは、「チョコ塩パン」。それを見た次男は「僕もこれ!」と同じ「チョコ塩パン」をチョイス。兄弟あるあるですね……。
仕方がないので仲良く半分こにして実食。結果、「おいしい!あまじょっぱい!」と大好評。10秒くらいでなくなってしまいました(大人も食べたかったな)。中のチョコがトロトロで、岩塩がいいアクセントになっているのかな。
あんバター好きの妻が選んだのは、「塩あんバター」。みんなが大好きな外カリカリ!中はフワフワの最高食感。妻によると生地がさっぱりとしているのであっさり食べられていいんだとか。口の中に入れたときの一体感は、あんこにバターが練り込まれているから?
僕が食べたのは、「タンドリーチキン」。我が家のお気に入りのお店で、「ベッカライ 和っしょい」という湯河原のパン屋さんがあるんですが、そこでもタンドリーチキンのパンがあって、僕はそれを食べてからタンドリーチキンのパンに目がないんです!びっくりしたのがアボカドが乗っていること!これは初めての組み合わせ。大きな期待を胸にパクリ。うまい!アボカドがある分とってもマイルドで、ふわふわの生地とカレーとアボカドがよく合う!辛さはそんなにないかなと思ったけど、後から複雑なスパイスの香りが追いかけてきて、これはクセになる味だなと思いました。
残りはまた、次の日のお楽しみに!
パンスク定期便の良かった点
家族みんなでおいしさをシェアできたこと
うちのこどもたちは食べることが好きなので、今回のようにパンスク定期便には敏感に反応しました。たぶんイベント感も楽しかったんだと思います。継続していったら、パンスクの箱が届いたら家族みんなが群がって「今回は何が入ってるかな?」とワクワクした開封式が毎回催されるんだろうなと容易にイメージすることができました。
また、今回届いた8個のパンは、ハード系、惣菜系、スイーツ系と幅広かったので、その点もこどもも大人も楽しめた点かなと思います。
普段は絶対行けないパン屋さんのパンを食べられたこと
今回、届いたのは佐賀県のパン屋さんでした。普段使いのパン屋さんは、ぜいぜい車で20分圏内がメイン。旅先でも、予定が詰まっているからなかなか新規のパン屋さんを開拓するのはかんたんではありません。
そう考えると、普段は行けない遠くにあるパン屋さんのパンと毎月出会えるのは、パンの価格以上に価値のあることだなと思いました。
だって、佐賀県のパン屋さんに行こうってなったら、時間も交通費もかかる(我が家は神奈川県なので)わけじゃないですか。パンスク定期便のファンは、この点をいちばん気に入って続けているんだろうなと勝手ながら推測することができました。
冷凍パンは想像よりもずっと美味しい!
パンは焼きたてがいちばん!それは確かにそうだろうと思います。でも、パンスク定期便の冷凍パンは負けてはいません!
僕はある程度、近年の冷凍技術のスゴさについて知っていましたが、中には冷凍食品に対してネガディブなイメージを持つ方もいると思います。しかし、今回電子レンジとトースターでリベイクをしてみましたが、正直「冷凍感」というものは1ミリも感じることはありませんでした!
▶︎ 全国のベーカリーからおいしいパンが届く「パンスク定期便」
パンスクは「パンとのマッチングアプリ」だ!
ということで、今回初めて試したパンのサブスク「パンスク定期便」。使う前からわかっていたことではありましたが、我が家にはぴったりのサービスでした。
ひとつ懸念点があったのは、我が家の冷凍庫がパンパンすぎて保存場所に困ったこと!8個ほどのパンが一気に届くので、そのスペースを確保しておかないといけません。
あとは、毎月3,990円に対してどう考えるかだろうと思います。この金額の中には、送料858円も含まれているので、パンだけの料金を考えると3000円ちょっと。パンが8個入っていた場合は、1個300円代。お手頃価格のパン屋さんでは高いかもしれませんが、良いところのパン屋さんだとけっこうザラにある価格(もちろんパンの種類によりますが!)。この価格を、自分の家にとってどう捉えるか!それは僕が決められることではありませんが、我が家では「あり!」という判断になりました。
だって、遠くの地にある知らないパン屋さんのパンとの出会い、めちゃくちゃワクワクしたんですもの。佐賀県の「バッケンハイム ボルガ」さん、いつか実際にお店の方へ行けたらいいな。
パン好きさんたちにも「好きなパン屋さんのパンをひたすら食べたい」というタイプの方もいれば、「いろいろなパン屋さんのパンを食べてみたい」というタイプの方もいますよね。もし、後者であればパンスクはかなりハマる!と個人的には思います。
1回きりの利用でも大丈夫なので、パン好きさんにはぜひ試してみてください!
ああ、次はどんなパンと出会えるだろう。